【歯を維持しよう】歯ぎしり防止:ナイトガード(マウスピース)のすすめ

生活

日本人の70%の人が、歯ぎしりを経験しており、多くの人がその自覚がないらしいです。

私もそのうちの一人で、矯正する際に、虫歯があると矯正できないため、虫歯有無の確認をしてもらおうと、10年ぶりくらいに一般歯科に行ったことがきっかけで、歯ぎしりで歯が擦り減っているという事実に直面しました。

「ほぼ犬歯ありませんね」と、さらっとディスられ、
「これ以上進行すると大変なので、すぐにマウスピース(ナイトガード)作りましょう」という流れになりました。

全然自覚がなかったので、「???」となっていたのですが、
実際、ナイトガードを作製・装着し、数ヶ月で、削れて穴が開いたときに、自分が歯ぎしりの状況を理解しました。

歯ぎしりしている事実に直面したとき、
「もう、家族や友達と旅行いけないな」とか「電車や新幹線でうっかり寝れないな」とか思いました。

歯ぎしりを甘くみていると、後々、後悔してしまいます。
(私の家族は食いしばりで、歯にヒビが入ってしまいました)


自分の歯で、老後もずっとおいしくご飯食べたい。
歯の形も本数も揃った状態で、顔もしゅっとしたまま過ごしたい。

そんな方には、ナイトガード(マウスピース)を作製することをお勧めします。

ほったらかすと危ない!

  • 歯ぎしりにより、健康な歯を失う可能性がある
  • 歯周病や顎関節症のリスクを高める
  • 頭痛や肩こりの原因になる可能性がある
  • 歯ぎしりにより、顔が大きくなる可能性がある

歯ぎしりは、単に睡眠の妨げになるだけではなく、歯や顎などにも悪影響を及ぼします。

歯:詰め物がかける。擦り減る。割れる。最悪の場合、健康な歯を失う可能性がある。
顎: 口腔内の悪習癖(ブラキシズム) 、顎関節症のリスク


上記のように、歯自体を傷付ける以外に、歯周病や顎関節症のリスクを高めるだけでなく、肩こりや頭痛などの原因にもなるため、適切な対処が必要になります。

寝ている間に、無意識に我々は、日々、自分の体を痛めつけていたのですね。。。

歯ぎしりの種類

歯ぎしりというと、寝ている間に、ギリギリといった音を立てて、歯と歯をすり合わせるイメージが強いが、大きく3種類に分類することができる。

グラインディング上下の歯をギリギリと擦り合わせる習癖のこと。
クレンチング上下の歯を強く咬み合わせる習癖のこと。食いしばり・咬みしめはこれに該当。
タッピング上下の歯をカチカチと咬み合わせる習慣のこと。
引用:straumannpartners HP


順番に詳しく見ていきましょう。

▷▶▷グラインディング(歯ぎしり)

最も多いのが「グラインディング」と呼ばれるもの。

いわゆる、みなさんが想像するギリギリと歯を擦り合わせる最も一般的で頻度の多い歯ぎしりのこと。

ギリギリとした音で、回りの方に気づいてもらえることが多い。
人によっては、自分の歯ぎしりの音で起きたりもするようです。

上下の歯を強く噛んだ状態で横に滑らせこすり合わせる動きをいい、最も歯にダメージを与える歯ぎしりで、歯の削れが大きく歯が擦り減って平らになるという特徴がみられます。

眠っている時に起こることが多いようですが、起きている時にしている人も少ながらずいるようです。

但し、実際には音のしない歯ぎしりをする人もいるため気づかない場合もあるようです。

▷▶▷クレンチング(食いしばり)

クレンチングは、食いしばりとか咬みしめとも呼ばれます。

上下の歯をぐっと強い力で噛みこむことで、グラインディングと違い横にこすり合わせることはありません。

日中、力仕事の時に食いしばるように、寝ている時も同じように力が入ってしまう(クレンチング)行為で、音が出ないために自分で自覚している方は殆どいません。

よく見ると、クレンチングをしている人は頬の筋肉に力が入るため堅く膨らんで見えることがあり、顔が大きくなる原因にもなります。

人は、1日の中で食事や話すことで上下の歯を咬み合わせるという行動は必然的に行っていますが、実際のところ上下の歯が咬み合っている時間は実質わずか5分から長くても20分程度といわれます。

普段無意識の時などは、上下の歯はくっついているわけではなく少し隙間(安静位空隙)があります。

クレンチングがある人は、この20分の時間が大幅に増えさらに強い力が加えられていることになります。

▷▶▷タッピング

タッピングは、その名の通り、上下の歯をかちかちかちと噛み合わせるもので、比較的頻度の少ないタイプの歯ぎしりです。寒くて震えている時のような状態で、歯を小刻みにぶつけ(タッピング)小さな音を出します。


私の場合は、 グラインディング(歯ぎしり) と クレンチング(食いしばり) のダブルでおこなっていました。それなのに、自覚がなかったのです。こわ。

歯ぎしりの原因

歯ぎしりの原因は明確になっていませんが、ストレスや歯並びの乱れ、咬み合わせ不良などが要因と考えられています。
※肉体的・精神的なストレスがたまると、歯ぎしりをすることによって発散していると言われています


私は、歯並びの悪さから、歯ぎしりがきていると思っていたのですが、矯正後も歯ぎしりしているので、ストレス要因が強いみたいです。
もしかすると、多くの人がそうなんじゃないかな。。。

治療法

「生活習慣を見直したり、ストレスと溜めない様に日々過ごす様に」とのことです。

はい。これは無理ですね。かなり、難しいです。


PC作業やスマホ、動画鑑賞等での肩こりとかも、歯ぎしりに繋がる可能性あるらしいので、
こちらも、0にするのは、難しいですね。

歯ぎしりから、肩こりなるらしいし、肩こりから、歯ぎしりになるらしいし。なんかもう無限ループです。

ストレスを取り除くことは、困難なので、もう、就寝時はナイトガードで歯を守りましょう!
歯ぎしりするのは、もう、この際しょうがないです。

「歯ぎしり用のナイトガード(マウスピース)作製したいです」といえば、基本的に歯医者さんで対応してもらえます。
料金も、矯正とは違い保険がきくみたいです。

  • ストレスを取り除くことは難しいため、一旦、ナイトガード(マウスピース)を装着し、歯の擦り減りを防止しよう
  • ナイトガードは保険適用
  • ナイトガードを一定期間装着することで、どの部分が擦り減っているか、自分の目で分かる


ナイトガードを装着して、将来の自分の歯は自分で守りましょう!
※ナイトガードは慣れるまで、気持ち悪くて、睡眠妨害されてしまうかもしれません。

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